わさびと聞いて「花」を連想する方はそれほど多くないと思いますが、わさびは3月頃になると白くて4つの花びらがついた可愛らしい花を咲かせます。その可憐な美しさで、他の花々に先んじて春の到来を告げに来るのです。また、このわさびの花は食用として利用することもでき、わさびと同様、花に突き抜ける辛みを感じることができます。下処理後にサラダなどに入れたり、おひたしにしたりすると美味しく召し上がれると思います。
安曇野市の花
安曇野市はわさびの生産量日本一を誇る場所です。清涼な水がないと育たないわさびにとって、北アルプスから流れ出る豊富な雪解け水を湛える安曇野市は、最高の環境なのです。そんな地域を代表する植物であるわさびの花を、安曇野市はその象徴として相応しいと考え、市の花として認定しています。